にゃんちむの唐子絵展
期間/10月22日(土)~11月13日(日)
時間/9:00~17:00 ※最終日は15:00<休館/月曜日>
会場/八女伝統工芸館 開放工房
お問い合わせ/TEL:0943-22-3131
【入場無料】
実演日/10月23日(日)・30日(日)・11月6日(日)・13日(日)13:00~16:00
※八女和紙のハガキを使用した作品を実演販売いたします。1枚1,500円にて制作。最終日(11月13日はなし)
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~唐子絵とは~
焼きものや絵画にも多く描かれてきたお団子頭で着物すがたの子どもたち。一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。特徴はそのヘアスタイル、お団子を2つ頭に結ってあとは全剃り?明らかにここら辺りの子どもではなさそう。そしていつも不思議な笑みを浮かべています。
そんな唐子さんですが、そもそも日本海を挟んだお隣の国の子どもたち。始まりは江戸時代までさかのぼります。慶長3年(1598年)その当時朝鮮半島より渡来してきた陶工たちが故郷を想い子どもたちが遊ぶ姿を懐かしんで器に描いたのが始まりとされています。以後代々、先人たちが伝え続けてきたこの唐子絵に私もご縁があり、今日まで描かせてもらっています。気が付いてみると今まで見てきた唐子さんとは一味違うよう・・・。
長い時間をかけ、この国の風土にもなじんできた唐子さん、幾人もの作家を通して少しずつ多彩な変化を遂げてきました。私もまた天真爛漫に遊び笑う唐子さんたちの声をお届けできればと思っています。絵の中で唐子たちといっしょに遊んで楽しんでいただければ幸いです。